2026年10月28日
文句を言いたくなったら、言ってしまったら、表に書いてみて、一段上から本心で気軽に⭕️❌つける。今回はその話です。
「今日、本気でやったか?」
最近、手帳に「言葉あつめ」というページを作った。本やYouTubeで引っかかった言葉を、とにかく書き留めておく場所だ。
10月の最初の一行はこれだった。
今日、本気でやったか?
ゴリゴリのFIRE系YouTuberの話を聞いていて、刺さった。今日本気でやったか。節約で生活費を下げる。期限を決める。やることは単純だけど、その人たちはそれを「本気で」やっている。
自分はどうか。たぶん「やってはいる」。でも「本気で」と聞かれると、ちょっと詰まる。そこにはだいたい、言い訳が挟まっている。
掛け算の1つ目:原因自分論
起きたことの原因を、まず自分の中に探す。それが原因自分論だ。
誤解されやすいけど、「全部自分が悪い」と自分を責める話ではない。他人や環境は変えられない。でも自分の考えと行動なら変えられる。それは100%自分で決められる、という話だ。
ノートにはこう書いた。
言い訳をいっさいやめると決める。
「やめる」ではなく「やめると決める」。言い訳は反射で出てくる。だから気合いでは止められない。これくらい言い切らないと、へらせないだろうなと、感じている
掛け算の2つ目:ブレインプログラミング
同じ考えからは同じ行動しか生まれず、同じ行動からは同じ結果しか出ない。『ブレインプログラミング』のP.140〜145あたりを読んで、まとめるとこの一文になった。
本にはこんな趣旨のことが書いてある。何をするにしても、障害は常についてまわる。それを乗り越えた人たちは、言い訳をしていない。タイガーウッズも大谷翔平もライバルやコース、環境がよくなかったという障害に出会っても乗り越え、世界一になっている
読みながら、自分のパターンを表にしてみた。
| 場面 | どんな考え方 | 何をえらぶか | 結果 | 本心(ハイヤーセルフ) |
|---|---|---|---|---|
| (例)何か嫌なことがおきる | 同じ考え、決断 | 同じ行動 | 同じ結果 | 繰り返したくない✖️ |
| 失敗 | 学ぶ | 別の行動、改善 | 別の結果 | こっちがいい |
| ↑ | いいわけ、嫌なこと、あいつのせいだ | 対応を変えない | 同じ失敗 | こっちはだめ✖️ |
| やせたい | 甘いものたべない それだけでいい | それ以外は爆食い | 太る、やせない | こっちはだめ✖️ |
| ↑ | 食事、睡眠、運動を健康的に整える | 食生活とのバランス、体をうごかす習慣 | やせる、健康体重へ | こっちがいい |
| まよう | あっちこっち考えている | 無軌道にいろいろやる | 行動が積み重ならない、結果も出ない | こっちはダメ✖️ |
| ↑ | 価値観で決める | 価値観に沿った行動をとる | 一つ一つの行動がつみかさなる、結果がついてくる | こっちがいい |
書いてみて気づいた。結果を変えたいなら、右端ではなく左端、つまり「考え」を変えるしかない。
掛け算の3つ目:ハイヤーセルフ目線
表を書いているとき、自分は「自分」を一段上から眺めていた。この視点を、自分はハイヤーセルフ目線と呼んでいる。(藤井風さんがよく言っている言葉、概念)
スピリチュアルな話がしたいわけではない。感情の真っ只中にいる自分とは別に、「こいつ、また同じことやってるな」と見ているもう一人の自分。本当はこっちがいいんでしょ、とささやく。心の中のヒーローや、いけてる自分がささやいている。そんな感じだ
「なんなん!不満」の正体
- もっといいものが欲しい。
- でも、そのための準備や行動はしない。
- だからぐちを言い、同じ不満を繰り返す。
これ、さっきの表の「言い訳する」の行そのものだ。対応を変えないから、同じ失敗がやってくる。
ただ、不満を全部否定したいわけではない。本にも
自分の不満は、筋は通っている。思っている人もいる、ただ、言うべき相手を間違えている。
本当に伝えるべき人には言わず、関係のない家族や同僚にこぼしている。それでは何も変わらない。筋の通った不満なら、それは「改善提案」の種だ。届ける先さえ正しければ、行動に変わる。
三つを掛け算すると
一つずつだと、どれもよくある自己啓発の言葉だ。でも掛け合わせると、自分にとっては使える手順になった。
- まず、起きたこと・考えたこと・やったことを並べる。表の左から右へ、事実だけを置いていく。
- 次に、本当はどうしたかったかを書く。
- 最後に、ハイヤーセルフはどっちを求めているかを、ちょっと無責任に考えてみる。
ポイントは「ちょっと無責任に」だ。正直に言うと、自分のハイヤーセルフが何を求めているのか、自分の本当の価値観や声が何なのかは、まだはっきりしていない。
だから、正解を出そうと構えない。「たぶんこっちかな」くらいの軽い気持ちで考えてみる。外れていてもいい。そうやって何度も問いかけるうちに、少しずつ声が聞こえるようになるのだと思っている。
そして、その「考え」を決めるのは価値観だ。あっちこっち迷っているうちは、大きな変化は起きない。軸を決めて、一つ一つの行動を積み重ねる。結果はその後をついてくる。
今日、本気でやったか?
正直、まだ胸を張っては答えられない。でも少なくとも、次に「なんなん!」と思ったら、この表を開くことはできる。そこから始めてみる。

コメント